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引越し挨拶のマナーとは?

引越し挨拶のメリットや効果とは

入学や就職、人事異動など、人生のターニングポイントでは、慣れ親しんだ場所を離れて新しい土地へと引越しをする場合があります。このとき、忘れてはならないのが、ご近所への挨拶回りです。都市型の生活をしていると、近所づきあいがおろそかになりがちですが、引越し作業は他人に迷惑をかけるものです。たとえば、業者のトラックが通行や出入りの邪魔をすることがあります。たくさんの荷物を運ぶ際、往来を占拠したり、作業の音が耳障りになったりします。

こうした事柄は、ともすればトラブルの原因となりかねません。トラブルを未然に防ぎ、近所の人に不快な思いをさせないよう、挨拶は必ず事前に行いましょう。前もって説明しておくことで、作業に対する他者のマイナス感情を払拭し、以降の地域生活を円滑に運ぶメリットや効果が期待できます。


引越し挨拶のタイミングや時間帯はいつが良いのか

引越し当日は様々な作業に追われるため、ゆっくり時間を取った挨拶回りは難しいといえます。今まで住んでいたところでも、これから新しく住むところでも、早めの挨拶が理想的です。なるべく一週間以上前までには、対象となる人への訪問を済ませておきましょう。遅くとも、前日までがマナーとされています。

一週間前から前日までを目安とし、自分の家に近いところから往訪します。午前中なら10時以降、午後なら18時までに、食事時は避けて伺うのがベターです。ただし、アポイントを取って訪ねるわけではないので、相手が不在であることも考えられます。不在の場合は、時間や日を改めて再度訪問します。メッセージカードや名刺などに、事情を記載して残しておけば次善策になります。

これまで生活していた場所なら、近所の事情をある程度把握しているはずですから、訪ねる相手の在宅時間を推し量って、確実に会えるよう段取りします。

引越し挨拶を行う範囲

古い言い回しに、「向こう三軒両隣」というフレーズがあります。自分の家から見て、向かい側にある家三軒、両隣にある家二軒、合計五軒のお宅のことを指しています。昔は最低これら五軒が、親しくおつき合いをするご近所に相当しました。

現在でも、戸建の場合はこのフレーズに則って引越し挨拶を行います。もちろん、これまで住んでいたところで特にお世話になったお宅があれば、原則的な範囲に関わらず、感謝の意を伝えることが大切です。裏側に接地する家があるなら、そちらにも伺うようにします。マンションやアパートなど集合住宅の場合、両隣と階上階下、合計4軒が一般的な対象範囲になります。

集合住宅の管理人をはじめ、町内会長を務める人や、自治体の責任者のお宅に別途伺うのも良いでしょう。新しく住むところでは、彼らから住民の情報をそれとなく教えてもらい、訪問の対策を練ることができます。


新居と旧居での挨拶のやり方の違い

引越し挨拶には、旧居を出るとき行うものと、新居に入るとき行うものと、二通りあります。旧居では、これまでお世話になった人たちへお礼と感謝の意を伝えます。「何月何日に引越すことになりました。今までお世話になり、本当にありがとうございました」と述べた上、作業で迷惑をかける旨をお断りしておきます。また、信頼できる人に新居の連絡先を伝えておけば、旧居に届いた郵便物を転送してもらったり、何かあったときに知らせてもらったりと、転居後に助かるようになります。

新居では、「これからどうぞよろしくお願いします」という気持ちを誠意をこめて表します。新しい土地の事情はまだ分かりませんから、謙虚な態度を心がけましょう。丁寧な挨拶をすることで、近所の人に安心感を抱いてもらい、その後の地域生活を順調に送る糸口とします。

新居の挨拶回りで注意しなければならないのは、一人暮らしをする女性のお宅への訪問です。マンションやアパートなどによくあるケースですが、相手に不信感や警戒心を与えないよう、先に管理人を訪ね、仲介を依頼しておくのがおすすめです。

挨拶の際に渡す品物は何が良いのか

引越し挨拶の際には、簡単な粗品を用意して持参します。高価なものである必要はなく、もらった相手にとって迷惑にならないものを選びます。大体500円から1,000円ほどで、特にお世話になった人や管理人には倍額の1,000円から2,000円ほどが、粗品の一般的な相場です。

旧居と新居で品物を変える必要はありませんが、県をまたぐなど離れた土地から移ってきた場合、旧居の名産品を持参し、自己紹介としても良いでしょう。概してどの家でも必ず使うもの、消耗品を用いることが定番です。石鹸や洗剤、タオルなど実用性が高いアイテムの他、ある程度日持ちのするお茶やお菓子が好まれます。ただし、食品に関しては人によってアレルギーや好き嫌いがあるため、アレルゲンを含む可能性が高いもの、特殊な原材料を使用したものは避けるようにしましょう。

粗品には熨斗を付けます。水引は紅白の蝶結び、熨斗紙の上段中央に「御挨拶」「粗品」と表書きをし、水引の下に自分の名前を書きます。旧居で渡す粗品の表書きなら、「御礼」でもかまいません。




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